2013年8月9日金曜日

SDNのライバル?!NFVって何者?


どもども。
やんだ@渋谷を歩くと緊張する です。

なんですかね、あのアウェイ感。
震える足で必死に歩きながら秋葉原に帰りたいと思うこの心境。

さて、今回はNFVについて、
簡単に触れようかと思います。
「NFV」(Network Function Virtualization)

直訳すると「ネットワーク機能の仮想化」となります。
こやつ、何者かというと、「通信事業者のネットワーク機器網の仮想化」
を目的としたアーキテクチャや、その標準化グループの事を指します。
「通信事業者」というくくりがキモですね。

高性能で高価な機器を大量に利用している通信事業者の方々。

機器の費用、規模、そして高い可用性が求められるのは
想像に難くないですよね。

そんな通信事業者の高級ネットワーク機器を全部仮想化して、
物理サーバにぶち込んでしまえ!という事ですね。

仮想化されたネットワーク機器を使用することにより、
設備コストや運用コスト、そしてリソースの自動追加などによる
耐障害性の向上も大きなメリットを生みます。

つまり、ネットワーク機器は実機では持たぬ!
全て仮想アプライアンスで動かすぜ!ということでしょう。

「未来のネットワーク機能はx86サーバで動作する」
by 某ネットワーク機器ベンダーのCEO様

このお言葉が、NFVの目指すところそのものなのでしょう。

冷静に考えてみればまぁ、仮想アプライアンスという存在が出現した以上、
壊れるし、高いし、実機なんていらないよね?という考え方に行きつきますよね。

ある意味、必然の流れといったところですか。
でもそうなったら、機器ベンダーさん達の商品売れなくなっちゃうよなぁ。

って、流れを踏まえての各ベンダーさんの動きなのかなぁ(OpenDaylight参加とか)
機器を売るんじゃねぇ、ソリューションを売るんだ!みたいな。

いやいや、ほんとに地殻変動ってやつが起きてるんですかね。

変動した結果、プレイヤーが変わるのか、はたまたそのままなのか。
コレは…、ネットワーク戦国時代の始まりなのか!?(言ってみたかっただけ)

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