2013年8月26日月曜日

SDN/OpenFlowのイメージ図


どもども。

やんだ@蝉ノイローゼ です。

近所で大量発生、道にちらばる大量のセミ爆弾。
怖い…セミ怖い…。

さて、本題。

SDN/OpenFlowのイメージ図を作ってみました。
少し、それぞれの関係性を整理したかったとです。



項目ごとに簡単な説明を。

◆SDNコントローラ
 TremaやNoxなどのコントローラです。
 OpenFlowコントローラとも呼ばれる事がありますね。
 文字通り、ネットワーク全体のコントロールを行います。

◆Southbound API
 SDNコントローラと各ネットワーク機器をつなぐAPIです。
 代表格としてOpenFlowがこれにあたりますが、ベンダーによっては
 独自のAPIやプロトコルでこの部分を補填している場合があります。
 (新たなプロトコルの登場も??)
 
◆Northbound API
 ここがちょっと曲者。
 ネットワークの制御自体はSDNコントローラで完結しています。
 ただ、実際に運用する時はSDNコントローラと他のアプリケーションとを
 連携させていかなければいけません。
 その為のAPI達を総称してNorthbound APIと呼びます。
 
 接続先は盛りだくさん。
 ・SDNコントローラをGUIで使用する為のアプリケーション。
 ・負荷分散装置やFWとの連携用API。
 
Northbound APIに関しては、性質上、標準化すべきという議論もされています。
OpenDayLightプロジェクトでどこまで標準化されていくかも気になるところです。

SDNが単体ではなく、クラウドオーケストレーションという形で、
他のアプリケーションと連携する以上、Northbound APIが様々な意味での
キーワードになってくるのでしょうかね。

ここら辺が標準化されずにベンダー独占のような形になると、
正直、枠組みが少し広くなっただけで、結局ネットワークはベンダー依存のまま
なんて事になりかねませんからね。

それではまた次回!

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