2013年7月17日水曜日

統合管理(オーケストレーション)ってなんだ?

ども、やんだ@夏風邪です。
最近の気候のツンデレっぷりに、鼻水がとまりません…。
さて、本題。

SDNの意味、定義が変わってきている。
とある講演でそんな言葉を聞きました。

そもそもSDNという言葉自体が、最近バズワード化していて、
特定の意味を持たず、広義的な表現で使われている状況ではありました。

最近ではSDN=「ネットワークの仮想化」という意味で多く使われています。
それが、どのように変化してきているのか。

発表者曰く、SDN=「ネットワークの仮想化」という意味から、
SDN=「クラウド、仮想化ソリューションの垂直統合」という意味に
変化してきているのでは?ということでした。

なるほど、納得。
今年度に入ってから大手ベンダーは次々と
「クラウド統合管理(オーケストレーション)ソリューション」製品を打ち出してきています。

もう何でも仮想化しちゃうご時世です。
(サーバー、FWやら負荷分散などIPS、そしてついにネットワークも仮想化に)

よし、じゃあ全部まとめて管理しちゃえ!ひとくくりに!
という製品達の登場です。
で、仮想化=Software Defined(ソフトウェアによる定義、管理の意)
となるわけで、そういった製品達で流行るSoftware Definedブームww

IBMのSDE構想(Software Defined Environment)とか、
HP、VMware主導ののSDDC(Software Defined Data Center)など大流行ww

つまり、ネットワークだけじゃないヨ、サーバやら、クラウドやら
全部SoftwareでDefined(定義)しちゃうヨ
ってことなんでしょうね。

便宜上、SD(Software Defined)製品って呼んじゃいましょうか。このテの製品は。
他のベンダーについては下記のような動きをしているようです。

各ベンダーの主要なSD製品!(同じくくり方をこの記事でもしていたり)
OSSの雄、RedHatだってSD(Software Defined)に殴りこみだっ!
 
上記で紹介したもの以外にも様々なベンダーがSD製品(ソリューション)を展開しています。
どのように淘汰されて、どのようなシェアに落ち着くのか。
ここ数年勝負なのですかね。いやはや。

SDNはもはや、ネットワークだけを指す言葉ではない
ということだけは、確かなのではないでしょうか。

大きな流れですね、この流れは要チェックかと思います。ハイ。
ではまた!

2013年7月8日月曜日

導入事例から見る、SDN/OpenFlowの利点

こんにちわ。
やんだ@替え玉は基本3個 です。
それは、高校からの譲れないポリシー。(ドヤ顔)

うん、どうでもいいですネ。
さて、本題。

「ユーさぁ、SDN、SDNいうてるけど、結局何ができんの?何得?誰得?ジャストなう!!」
と、迫られました。

SDNのメリットって結局なんだ?ホントに導入されてるの?という疑問ですね。
いろいろと注目されてはいますが、要はソコなんですよね。

SDN/OpenFlow活用時のメリットを整理すると。
 ・集中管理、運用のシンプル化による「コスト削減」
 ・特殊なネットワークのニーズに対応できる「汎用性」

が、主なメリットとなるようです。

導入事例をざっくり並べると、こんな感じに。
※NTTさんやらNECさんやら、SDNでは旗振り的な日本の大手ベンダーさんの
 導入事例を参考にしています。


SDN/OpenFlowもなんだかんだで、
すでにこれだけ活用されているのですね。

Googleさんもそうですが、データセンターなどが
積極的に採用しているケースがあくまでメインとなるようですが・・・。

さて、次回はSDN/Openflowの今後の展望について
少し書いてみようかと思います。

ではでは。

やんだ

2013年7月5日金曜日

OpenFlowを試そう(準備編)

こんにちは。鯵王です。

手軽にOpenFlowを試すべく準備をしたいと思います。

OpenFlowを試すにはOpenFlowコントローラとOpenFlowスイッチが必要になります。
今回は手軽に~と言う事で、ソフトウェアで試してみます。

OpenFlowコントローラをプログラミングするフレームワークはいくつかありまして、
例えばNOX、POX、Trema、Floodright、Ryu等など。
自分の得意とする開発言語のフレームワークを使用すれば良いかと思います。

 Trema    Ruby、C
 Floodright  java
 NOX     C++
 POX     python
 Ryu     python

今回OpenFlowを試すにあたり参考にさせていただく書籍について紹介します。

 「クラウド時代のネットワーク技術 OpenFlow実践入門」

この書籍ではTremaというフレームワークを使ってOpenFlowコントローラ
をプログラミングする方法が書かれています。

TremaではRubyというプログラム言語を使用します。
Rubyの特徴は・・・いろいろあると思いますが、以下があるのではないでしょうか。
 ・オブジェクト指向言語
 ・コンパイルがいらない
 ・コードの可読性がよい

ちなみに私はRubyを使った事はありません。
なのでRubyについても学習しながらのプログラミングになりそうです。


次にOpenFlowを試す環境についは、
ハードはノートPC(CPU:Corei5-3337U、メモリ:8G、OS:Windows8)です。

OSはUbunts 12.04を使います。
今回はノートPCのOS上に仮想化ソフトのVirtulaBoxをインストールして、
その仮想環境上にUbuntuをインストールします。

これで環境は大体準備出来そうです。

では!また次回!!