Interop Tokyo 2014の事前登録が始まっています。
主にネットワークコンピューティングに関する製品の展示や基調講演などが行われます。
昨年も行きましたが、昨年はSDN ShowCaseなどの特別展示もありました。
会期は6月11日~13日の3日間、場所は千葉県の幕張メッセです。
入場料は5,000円ですが、事前登録をすれば無料で入場できます。
HPを見た限りだと、今年の展示や無料セミナーの内容等があまり明らかになっていない部分もあるようですが、無料セミナーはそのうち満席になってしまうと思うので、興味のある方はとりあえず事前登録しておいてはどうでしょうか。
展示会とは別に6月9日、10日に東京品川でカンファレンスもあるようですが、そちらは有料みたいです。
◆Interop Tokyo 展示会HP
http://www.interop.jp/2014/index2.html
◆Interop Tokyo カンファレンスHP
http://www.interop.jp/2014/conf/index.html
SDN / OpenFlow とは何だ!?
とある理由で、SDN / OpenFlowを調査することになったネットワークエンジニア2人のブログ。
SDN / OpenFlowや関連する技術、情報ついてふわっとした感じで取り上げていきます。
2014年4月15日火曜日
2014年4月4日金曜日
気になるSDNニュース 今後のSDN、NFVの国内市場動向分析
4月3日、IDC Japan(IT調査会社)がSDN、NFVの国内市場動向の分析結果を発表しました。
SDN、NFVが2013年までのブームに比べ、SDNの導入が現実的なものとして捉えられ始めているようです。
詳しい内容はIDC Japanの報道資料を見てもらうとして。
(さらに詳しい内容を知りたい場合はレポートを購入していただくとして・・・。)
企業ネットワークSDN市場はデータセンターの1/4とみられているようなので、SDN、NFVのメインターゲットはやはりデータセンターになるのでしょうね。
◆報道資料
http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20140403Apr.html
◆関連リンク
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1404/03/news085.html
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20140403_642726.html
SDN、NFVが2013年までのブームに比べ、SDNの導入が現実的なものとして捉えられ始めているようです。
詳しい内容はIDC Japanの報道資料を見てもらうとして。
(さらに詳しい内容を知りたい場合はレポートを購入していただくとして・・・。)
企業ネットワークSDN市場はデータセンターの1/4とみられているようなので、SDN、NFVのメインターゲットはやはりデータセンターになるのでしょうね。
◆報道資料
http://www.idcjapan.co.jp/Press/Current/20140403Apr.html
◆関連リンク
http://www.itmedia.co.jp/enterprise/articles/1404/03/news085.html
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20140403_642726.html
2014年4月1日火曜日
気になるSDN関連ニュース NECが仮想環境全体の管理、運用を自動化しました
3月27日、NECが「IaaS運用自動化ソリューション」を発売しました。
Microsoftの「System Center」とNECのSDNコントローラ「UNIVERGE PF6800」を連携させ、仮想スイッチの「UNIVERGE PF1000」と連携することで仮想サーバ、ネットワークの運用、管理の自動化が実現したようです。
仕組みとしては以下の様です。
・Hyper-Vの仮想スイッチを「UNIVERGE PF1000」というソフトウェアでOpenFlowに対応したスイッチに拡張する
・「System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager」からPF6800を介してPF1000を制御する
つまりSystem Centerで仮想ネットワークも管理できるイメージですかね。
これで仮想サーバ、ネットワークのリソース払い出しが従来よりも迅速に行えるようになるそうです。
◆報道資料
http://jpn.nec.com/press/201403/20140327_01.html
◆関連リンク
http://japan.zdnet.com/datacenter/analysis/35045774/
http://ascii.jp/elem/000/000/880/880101/
◆UNIVERGE PF1000について
http://jpn.nec.com/univerge/pflow/spec_pfvs.html
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Active/20120912/422303/
◆System Center 2012について
http://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/system-center/default.aspx http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1209/20/news142.html
Microsoftの「System Center」とNECのSDNコントローラ「UNIVERGE PF6800」を連携させ、仮想スイッチの「UNIVERGE PF1000」と連携することで仮想サーバ、ネットワークの運用、管理の自動化が実現したようです。
仕組みとしては以下の様です。
・Hyper-Vの仮想スイッチを「UNIVERGE PF1000」というソフトウェアでOpenFlowに対応したスイッチに拡張する
・「System Center 2012 R2 Virtual Machine Manager」からPF6800を介してPF1000を制御する
つまりSystem Centerで仮想ネットワークも管理できるイメージですかね。
これで仮想サーバ、ネットワークのリソース払い出しが従来よりも迅速に行えるようになるそうです。
◆報道資料
http://jpn.nec.com/press/201403/20140327_01.html
◆関連リンク
http://japan.zdnet.com/datacenter/analysis/35045774/
http://ascii.jp/elem/000/000/880/880101/
◆UNIVERGE PF1000について
http://jpn.nec.com/univerge/pflow/spec_pfvs.html
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Active/20120912/422303/
◆System Center 2012について
http://www.microsoft.com/ja-jp/server-cloud/system-center/default.aspx http://www.atmarkit.co.jp/ait/articles/1209/20/news142.html
2014年3月26日水曜日
気になるSDN関連ニュース A10 Forum 2014開催
A10 Forum 2014が、東京は4月17日(木)13:00~、大阪は4月25日(金)13:00~に開催されます。
内容としては「最新のADC、大規模DDoS攻撃防御、SDN/NFV・IPv6移行」と言う事です。
参加は無料で、事前登録が必要です。
東京は定員が300名なので、興味がある場合は早く申込した方が良いかもです。
◆報道資料
http://www.a10networks.co.jp/eventinfo/2014/a10forum.html
◆関連トピック
http://news.mynavi.jp/news/2014/03/26/063/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140326-00000019-mycomj-sci
内容としては「最新のADC、大規模DDoS攻撃防御、SDN/NFV・IPv6移行」と言う事です。
参加は無料で、事前登録が必要です。
東京は定員が300名なので、興味がある場合は早く申込した方が良いかもです。
◆報道資料
http://www.a10networks.co.jp/eventinfo/2014/a10forum.html
◆関連トピック
http://news.mynavi.jp/news/2014/03/26/063/
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140326-00000019-mycomj-sci
2014年3月22日土曜日
気になるSDN関連ニュース Brocade Vyatta vRouter国内で本格展開開始!?
3月19日にブロケード社とCTC社およびネットワールド社とのBrocade Vyatta vRouterのディストリビュータ契約の締結が発表されました。
Brocade Vyatta vRouterとはルーティング、ファイアウォール、VPNといった機能を備えた仮想ルータです。動作確認の為に評価版を60日無償で試すこともできるみたいです。
今後はCTC社とネットワールド社が国内販売代理店として機能することになり、国内販売を本格化する狙いのようです。
Brocade Vyatta vRouterは、今は主にNFVに注力しているようですが、SDNでの活用も期待されます。
◆報道資料
http://www.brocadejapan.com/news/20140319
◆関連トピック
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140319/544643/
http://japan.zdnet.com/datacenter/analysis/35045499/
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000008113.html
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20140320_640506.html
http://businessnetwork.jp/Detail/tabid/65/artid/3334/Default.aspx
Brocade Vyatta vRouterとはルーティング、ファイアウォール、VPNといった機能を備えた仮想ルータです。動作確認の為に評価版を60日無償で試すこともできるみたいです。
今後はCTC社とネットワールド社が国内販売代理店として機能することになり、国内販売を本格化する狙いのようです。
Brocade Vyatta vRouterは、今は主にNFVに注力しているようですが、SDNでの活用も期待されます。
◆報道資料
http://www.brocadejapan.com/news/20140319
◆関連トピック
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/NEWS/20140319/544643/
http://japan.zdnet.com/datacenter/analysis/35045499/
http://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000026.000008113.html
http://cloud.watch.impress.co.jp/docs/news/20140320_640506.html
http://businessnetwork.jp/Detail/tabid/65/artid/3334/Default.aspx
2014年3月18日火曜日
OpenFlow Mininetでフローテーブルを確認する方法
Mininetでフローテーブルを確認する方法を調べてみました。
以下のコマンドで表示できます。
実行すると以下のように表示されます。
まだフローテーブルには何もフロールールが追加されていません。
1回ホスト1(h1)からホスト2にpingを実行してから、フローテーブルを表示します。
他にもIPとポート番号を指定して表示する方法があるようです。
ただし、前に作ったトポロジー(test_topo.py)でこのコマンドを実行すると以下のようなエラーが出ます。
このコマンドで表示するにはトポロジーを少し直して、listenPortの指定をします。
■変更前
■変更後
以上になります。
以下のコマンドで表示できます。
dpctl dump-flows sh ovs-ofctl dump-flows s1
実行すると以下のように表示されます。
mininet@mininet-vm:~$ sudo mn *** Creating network (省略) *** Starting CLI: mininet> dpctl dump-flows *** s1 ------------------------------------------------------------------------ NXST_FLOW reply (xid=0x4): mininet> sh ovs-ofctl dump-flows s1 NXST_FLOW reply (xid=0x4):
まだフローテーブルには何もフロールールが追加されていません。
1回ホスト1(h1)からホスト2にpingを実行してから、フローテーブルを表示します。
mininet> h1 ping -c 1 h2 PING 10.0.0.2 (10.0.0.2) 56(84) bytes of data. 64 bytes from 10.0.0.2: icmp_req=1 ttl=64 time=1.68 ms --- 10.0.0.2 ping statistics --- 1 packets transmitted, 1 received, 0% packet loss, time 0ms rtt min/avg/max/mdev = 1.682/1.682/1.682/0.000 ms mininet> dpctl dump-flows *** s1 ------------------------------------------------------------------------ NXST_FLOW reply (xid=0x4): cookie=0x0, duration=9.01s, table=0, n_packets=1, n_bytes=98, idle_timeout=60, idle_age=9, priority=0,icmp,in_port=2,vlan_tci=0x0000,dl_src=32:b1:55:2d:00:5e,dl_dst=46:16:7f:f7:0d:da,nw_src=10.0.0.2,nw_dst=10.0.0.1,nw_tos=0,icmp_type=0,icmp_code=0 actions=output:1 cookie=0x0, duration=9.01s, table=0, n_packets=1, n_bytes=98, idle_timeout=60, idle_age=9, priority=0,icmp,in_port=1,vlan_tci=0x0000,dl_src=46:16:7f:f7:0d:da,dl_dst=32:b1:55:2d:00:5e,nw_src=10.0.0.1,nw_dst=10.0.0.2,nw_tos=0,icmp_type=8,icmp_code=0 actions=output:2 cookie=0x0, duration=9.01s, table=0, n_packets=1, n_bytes=42, idle_timeout=60, idle_age=9, priority=0,arp,in_port=2,vlan_tci=0x0000,dl_src=32:b1:55:2d:00:5e,dl_dst=46:16:7f:f7:0d:da,arp_spa=10.0.0.2,arp_tpa=10.0.0.1,arp_op=2 actions=output:1 cookie=0x0, duration=4.001s, table=0, n_packets=1, n_bytes=42, idle_timeout=60, idle_age=4, priority=0,arp,in_port=2,vlan_tci=0x0000,dl_src=32:b1:55:2d:00:5e,dl_dst=46:16:7f:f7:0d:da,arp_spa=10.0.0.2,arp_tpa=10.0.0.1,arp_op=1 actions=output:1 cookie=0x0, duration=4s, table=0, n_packets=1, n_bytes=42, idle_timeout=60, idle_age=4, priority=0,arp,in_port=1,vlan_tci=0x0000,dl_src=46:16:7f:f7:0d:da,dl_dst=32:b1:55:2d:00:5e,arp_spa=10.0.0.1,arp_tpa=10.0.0.2,arp_op=2 actions=output:2 mininet> mininet> mininet> sh ovs-ofctl dump-flows s1 NXST_FLOW reply (xid=0x4): cookie=0x0, duration=15.212s, table=0, n_packets=1, n_bytes=98, idle_timeout=60, idle_age=15, priority=0,icmp,in_port=2,vlan_tci=0x0000,dl_src=32:b1:55:2d:00:5e,dl_dst=46:16:7f:f7:0d:da,nw_src=10.0.0.2,nw_dst=10.0.0.1,nw_tos=0,icmp_type=0,icmp_code=0 actions=output:1 cookie=0x0, duration=15.212s, table=0, n_packets=1, n_bytes=98, idle_timeout=60, idle_age=15, priority=0,icmp,in_port=1,vlan_tci=0x0000,dl_src=46:16:7f:f7:0d:da,dl_dst=32:b1:55:2d:00:5e,nw_src=10.0.0.1,nw_dst=10.0.0.2,nw_tos=0,icmp_type=8,icmp_code=0 actions=output:2 cookie=0x0, duration=15.212s, table=0, n_packets=1, n_bytes=42, idle_timeout=60, idle_age=15, priority=0,arp,in_port=2,vlan_tci=0x0000,dl_src=32:b1:55:2d:00:5e,dl_dst=46:16:7f:f7:0d:da,arp_spa=10.0.0.2,arp_tpa=10.0.0.1,arp_op=2 actions=output:1 cookie=0x0, duration=10.203s, table=0, n_packets=1, n_bytes=42, idle_timeout=60, idle_age=10, priority=0,arp,in_port=2,vlan_tci=0x0000,dl_src=32:b1:55:2d:00:5e,dl_dst=46:16:7f:f7:0d:da,arp_spa=10.0.0.2,arp_tpa=10.0.0.1,arp_op=1 actions=output:1 cookie=0x0, duration=10.202s, table=0, n_packets=1, n_bytes=42, idle_timeout=60, idle_age=10, priority=0,arp,in_port=1,vlan_tci=0x0000,dl_src=46:16:7f:f7:0d:da,dl_dst=32:b1:55:2d:00:5e,arp_spa=10.0.0.1,arp_tpa=10.0.0.2,arp_op=2 actions=output:2
他にもIPとポート番号を指定して表示する方法があるようです。
s1 ovs-ofctl dump-flows tcp:127.0.0.1:6634
ただし、前に作ったトポロジー(test_topo.py)でこのコマンドを実行すると以下のようなエラーが出ます。
mininet> s1 ovs-ofctl dump-flows tcp:127.0.0.1:6634 ovs-ofctl: connecting to tcp:127.0.0.1:6634 (Connection refused)
このコマンドで表示するにはトポロジーを少し直して、listenPortの指定をします。
■変更前
net = Mininet()
■変更後
net = Mininet(listenPort=6634)
以上になります。
2014年3月16日日曜日
O3プロジェクトシンポジウムに行ってきました。
3月14日に開催されたO3プロジェクトシンポジウムに行ってきました。
会場は秋葉原から徒歩1~2分位、会場には結構な人数が集まっていました。
何人ぐらいかな?200~300人位?
今までSDNと言えばデータセンターや社内ネットワークなどで活用が主でしたが、このプロジェクトはもっと広域なネットワークにもSDNを活用するための研究のようです。
今回のシンポジウムでは講演、研究報告と展示が行われました。
講演では、ONFのエグゼクディブディレクターのDan Pitt氏の基調講演もあり、聞き慣れないOpenSDNって言葉が出てきました。
Googleで検索しても英語ばかりなので、まだ日本には浸透していないのかもしれません。
そのほか、NECの岩田氏の研究報告、CASLの三上氏の講演、パネルディスカッションがありました。
研究成果の展示もされていたので見てきました。
OpenvSwitchより高速なソフトウェアスイッチの展示や、OpenFlowを拡張して光コアネットワークの制御をする技術など、8個のブースで展示がされていました。
今後、広域ネットワークにもSDNが使われてSDNが身近なものになり、当たり前の技術になるかもしれません。
あとはSDNがガラパゴスにならないことを祈るばかり。
会場は秋葉原から徒歩1~2分位、会場には結構な人数が集まっていました。
何人ぐらいかな?200~300人位?
今までSDNと言えばデータセンターや社内ネットワークなどで活用が主でしたが、このプロジェクトはもっと広域なネットワークにもSDNを活用するための研究のようです。
今回のシンポジウムでは講演、研究報告と展示が行われました。
講演では、ONFのエグゼクディブディレクターのDan Pitt氏の基調講演もあり、聞き慣れないOpenSDNって言葉が出てきました。
Googleで検索しても英語ばかりなので、まだ日本には浸透していないのかもしれません。
そのほか、NECの岩田氏の研究報告、CASLの三上氏の講演、パネルディスカッションがありました。
研究成果の展示もされていたので見てきました。
OpenvSwitchより高速なソフトウェアスイッチの展示や、OpenFlowを拡張して光コアネットワークの制御をする技術など、8個のブースで展示がされていました。
今後、広域ネットワークにもSDNが使われてSDNが身近なものになり、当たり前の技術になるかもしれません。
あとはSDNがガラパゴスにならないことを祈るばかり。
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